ー 人と人とが繋がる温もり
2020年から始まったコロナ禍以降、私たちを取り巻く環境や価値観は大きく変化したように感じます。このような世情を反映するかのように、やや内向きな発想になったり、思いやる心を歪めてしまったり、自己の世界に留まったりする傾向を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、私たちには、忘れずに守りたいことがあります。それは「人と人とが繋がる温もり」です。
ー さらなる感動を追い求めて
私はこれまで、50年以上にわたり、全国各地の吹奏楽団体で指揮や指導を重ねてきました。その中で、「ひとりだけでは非力でも、仲間と協力することで『大きな力』になり、大きな力のためには『ひとりの力』も必要」ということを学びました。吹奏楽の醍醐味とは、そのようなものだと私は思っています。そして、これまで経験してきたすべてにおいて、「温度の合う人たちとの出会い」があったからこそ「感動や幸せ」の連鎖があることを実感しました。
ー 吹奏楽の未来を築く
これからの吹奏楽の未来を築くために、私には何ができるのか? 何に挑戦できるのか? を思案した結果、「心の温もりを感じ合えるチーム」をつくり、未来に残したいと考えました。その決意を忘れないために、フランス語で「温もり」を意味するchaleur(シャルール)という単語をセレクトし、ロゴマークには「力強く無限に広がる可能性」を込めました。こうして2022年4月、【浜松シャルールウインドシンフォニー】を創立しました。このチームの“温もり”がやがて熱意となり、聴衆の皆さまに希望や勇気を伝えられるように、これからも成長を続けてまいります。
浜松シャルールウインドシンフォニー・代表 浅田 享
